恋のしずく PART2

映画「恋のしずく(仮称)」の公開オーディション

  恋のしずく part2 皆さんこんにちは!最近ラップのフリースタイルにはまっているバーグです。 6/17(土)、18(日)の2日間、東広島芸術文化ホールくららにて映画「恋のしずく(仮称)」の公開オーディションが行われました。このオーディションは映画に登場する地域キャスト約20人を公開オーディション形式で選出するもので、主人公の同級生役など映画の中でも重要な役どころが与えられます。広島市での日程も含めると合計で約1000人もの県内外の方から申し込みがあったそうです(!)オーディションは一日15タームほどの日程で、1タームあたり15名、30分程度のワークショップ形式で行われます。15名のグループはランダムで、劇団所属の役者から演技経験ゼロの方、また子供からお年寄りまで幅広い人が集まりました。我々こころからも3名の部員が参加し、各自が精一杯演技に取り組みました。特徴的だったのは、各回内容が異なっており、監督の指示によって複数人のエチュード方式や、設定に沿った芝居、また、時には一人芝居など非常にバラエティに富んだ内容が実施されました。私も2日間の日程を通してオーディションを拝見しましたが、次はどんなお題が来るのだろうと、わくわくしながら観客席から舞台を眺めていました。参加者の方々もなかなかの個性派揃いで、中には本当に演技初心者かと疑うほど自然な芝居で地域キャストとしての存在感を存分に示している方も大勢いらっしゃいました。非常に多くの才能の中から一体どんなキャストが最終的に選ばれるのかとても楽しみです。こころ部員の中にも磨けば光る原石がいたかも...? 最後に監督からの言葉を一言。今回県外からも多くの参加者がいましたが、地方でオーディションを行うことの一番の意義はここにあると仰っていました。地方で映画を撮ることだけが地域活性化につながるのではなく、その過程で多くの人にその地域を知ってもらうことで知名度を高め、魅力を伝える。それが地方を舞台にした映画を撮ることの一つの醍醐味だそうです。我々も今回のこの貴重な機会を活用させていただき、西条、広島大学、そしてこころの知名度をさらに高めていきたいと思っています。 (文章 太田)